英国、2026~2027年度の学校調査で新たなデータ項目を追加

英国教育省は2026年7月28日、学校調査における2026~2027年度の変更内容に関するガイダンスを公開しました。このガイダンスは、前年度(2025~2026年度)からの情報収集項目の追加・変更内容を詳細に示しています。

【新規追加データ項目】

今回の更新では、生徒の支援ニーズや学校での活動に関する多くの新しいデータ項目が導入されます。

まず除籍(学籍削除)に関連する項目として、除籍の理由を記録する「除籍理由コード(N00836)」と対応するコードセット(CS132)が新たに追加されました。また除籍の取り消し後の復帰日(N00844)を記録する項目も設定されました。

栄養支援に関しては、学校給食無償提供(FSM)に関する重要な追加があります。FSM資格が最後にチェックされた日付(N00837)、各生徒に適用されるFSMカテゴリー(N00838、コードセットCS133)の記録が可能になりました。さらに政府資金の朝食クラブ利用状況について、各生徒が利用可能な朝食クラブセッション数(N00855)と実際に参加したセッション数(N00856)を追跡できるようになります。

特別な生活環境にある生徒への対応として、親族による監護(キンシップケア)の状況を記録する項目(N00839、コードセットCS134)が導入されました。

転校に関しては、調整転校(マネージドムーブ)の開始日(N00841)、転校先学校名(N00842)、転校理由(N00843、コードセットCS136)が新たに記録対象となります。

除籍の異議申し立てについては、独立審査委員会の審査日(N00650)、審査結果(N00651)、審査カテゴリー(N00857、コードセットCS137)といった項目がAPEX収集システムからの転換により学校調査に統合されました。

特別教育ニーズに関する専門家指標(N00653)も、APEX収集からの移行により追加されました。

【既存項目の更新】

既に存在する除籍関連のデータ項目(N00685、N00686、N00687)については、関連するコードセット「除籍理由(CS010)」が改訂されました。また「除籍異議申し立て理由(CS105)」に関するコードセットも更新されます。

FSM期間に関する英国国別コード(UK country code)は今後必須項目となります。

【廃止項目なし】

注目すべき点として、今回の更新では廃止・削除されたデータ項目は存在しません。すべての変更が新規追加または既存項目の改訂に限定されています。

これらの変更により、英国の学校はより詳細な生徒支援情報、朝食等の栄養支援状況、除籍手続きの記録、特別なニーズを持つ生徒への対応状況をより包括的に報告することが可能になります。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/guidance/complete-the-school-census/changes-for-2026-to-2027

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