英国教育省(Department for Education)は2026~2027年度の学校調査(school census)に関する詳細なデータ項目ガイダンスを公開しました。このガイダンスは2026年秋および2027年春夏に学校が報告すべき情報の全体像を示しています。
【学校の基本情報】
すべての学校は地域当局番号、施設番号、学校名、学年段階、学校種別、収容定員、通学タイプ、統治形態(公立・私立など)、電話番号を報告する必要があります。特に、公式な通信用メールアドレスは必須で、校長がアクセス可能な「head@」や「office@」といった組織メールである必要があり、個人の氏名を特定するアドレスは原則として使用できません。
【特別支援学校向けの追加項目】
特別支援学校(special school)は春調査の際に追加データを提出します。通学生のみの学校か、寮泊学校か、病院学校かの区分、認可された最大通学生数と寮泊生数、男女別の入学可能最低・最高年齢、対応する特別教育ニーズ(SEN)の種別などです。
【代替教育機関向けの情報】
代替教育提供校(Alternative Provision, AP)と児童行動矯正教室(PRU)は、妊娠出産した生徒への対応の有無、その受け入れ定員、保育施設の有無を春調査で報告します。
【学習時間】
保育園を除くすべての学校は、春調査で一週間(5日間)の義務教育時間を報告します。報告は15分単位で小数第2位まで記録され、例えば32.5時間は「32.50」、32.75時間は「32.75」と表記します。朝の登校確認から放課後の帰宅時刻までの時間を含み、休み時間は含まれますが、放課後プログラムなど任意活動は除外されます。異なる学年で週間時程が異なる学校は、典型的な週を代表する学年(例:小学校ではNC Year 3、中学校ではNC Year 9)のデータを使用します。
【入学異議申立件数】
春調査での報告対象は、2026年3月~8月に提出された入学許可を受けられなかった児童・生徒に関する異議申立です。提出、撤回、審理、却下、申立人勝訴の各カテゴリーで集計されます。小学部は年齢区分を「幼児学級」(NC Year 1~2)と「初等部」(RC~Year 6)に分け、中学部は年7以上の異議申立を対象とします。私立学校でも当該機能が学校の統治機関にある場合は報告が必要です。
【生徒数の照合】
小学校、中学校、併設校は春調査で、登録生徒数と実授業出席生徒数の整合性を確認するため、自習中の生徒数、他教育機関に通学している生徒数、高等教育機関に通学している生徒数などを報告する必要があります。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/guidance/complete-the-school-census/data-items-2026-to-2027
