デジタル教科書指針検討会、児童生徒の発達段階と健康影響を議論

文部科学省は、デジタルな形態を含む教科書の発行・採択等の指針に関する検討会議の第4回会議を2026年8月3日に開催することを明らかにしました。

本会議は初等中等教育におけるデジタル教科書の導入に向けた課題を整理し、今後の指針策定に向けた検討を進めるもので、対面とウェブ会議のハイブリッド形式で実施されます。

今回の会議の主な議題は、児童生徒の発達段階に関する検討です。委員からのヒアリングに加えて、法政大学の渡辺弥生教授を外部有識者として招聘し、専門的な知見を収集します。

さらに、デジタル教科書導入時の健康への影響について、東北大学の細田千尋准教授及び慶應義塾大学の教授からのヒアリングが予定されています。これは、長時間の画面使用に伴う目の疲労やその他の健康リスクについて、科学的根拠に基づいた検討を行うものと考えられます。

そのほか、学力等への効果・影響の検証、諸外国でのデジタル教科書導入状況の調査、そして学習活動における「手書き」の重要性についても議題に含まれています。紙による手書き学習が認知発達に果たす役割について、デジタル化を進める中でも考慮する必要があるとの認識が示されています。

会議資料には、各専門家の発表資料のほか、学力効果に関する基礎資料や、諸外国の動向をまとめた参考資料が含まれています。文部科学省は今後、これらの検討を通じて、デジタル教科書の円滑な導入に向けた指針をまとめる方針です。

出典:文部科学省 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/mext_02394.html

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