英国教育省は2026年8月13日、イングランドの高等教育段階における試験結果について発表しました。
【T Levelの大幅な拡大】
T Level(職業資格取得プログラム)の受講者数が大幅に増加し、今年度は約2万人がT Levelを修了しました。これは前年の約1万2千人から65%以上の増加です。修了率は90%を超えており、技術教育における重要な転機を示していると評価されています。
【A Levelの成績動向】
A Levelでは、C以上の成績が78.1%となり、前年比で0.4ポイント上昇しました。A またはA*の高い成績を取得した生徒も28.3%に達し、前年比で0.2ポイント上昇しています。
とりわけ数学A Levelは好調で、受講者数が過去最高となり、前年比で3.7%増加しました。高い成績の取得者も増加し、前年比で0.6ポイント上昇しています。さらに理科・技術・工学・数学(STEM)分野の受講者も3.7%増加し、これらの分野への関心の高まりが示されています。
【高等教育への進学】
高等教育への進学者も増加し、第1希望の大学に入学したイングランドの18歳者は19万4,800人に達し、前年比1%増加しました。進学を希望する学生全体のうち、高等教育課程への進学者も前年比2%増加しています。
【職業技能訓練の拡大】
建設業への職業技能訓練の参加者が前年比で約20%増加し、熟練労働者の育成パイプラインが成長していることが示されました。
【政府の施策】
プライム・ミニスター・Andy Burnham氏は、T Levelの拡大と数学・STEM分野での学生の増加を強調し、学生の才能を機会へ繋げることの重要性を述べています。教育大臣Lucy Powell氏は、学問的な進路だけでなく技術教育や実践的な訓練など、複数の進路選択肢があることの重要性を強調しています。
政府は2026年~2027年度に16~19歳教育に8億ポンドの追加投資を行い、優良な教育経路の場所を数千増やす方針です。また、14歳以上の学生が学問的科目と地元の雇用主と関連した技術教育を組み合わせることを可能にする計画が進行中です。
パンデミック前の2019年と比較すると、A Levelでのc以上の成績は2.7ポイント上昇するなど、全体的な学力水準の向上が続いています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/news/number-of-t-level-pupils-hits-record-high-as-maths-a-levels-rise
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