第19回国際地学オリンピック、日本代表が金銀メダル獲得

文部科学省は令和8年8月31日、イタリアのトリノで開催された「第19回国際地学オリンピック」に参加した日本代表生徒の成績について報告しました。

国際地学オリンピアードは、高校生を対象とした地学分野の国際大会で、地学に秀でた生徒の発掘と国際交流・協力の促進を目的としています。2007年に韓国で第1回大会が開催され、現在では世界的な規模で実施されています。

今大会の日本代表は4名で、全員がメダルを獲得しました。具体的には、金メダルが2名、銀メダルが2名でした。金メダル受賞者は灘高等学校(兵庫県)2年の川上嘉久さんと奥村太紀さんです。銀メダル受賞者は、東京都立桜修館中等教育学校(東京都)6年の中山柚佳さんと神戸女学院高等学部(兵庫県)3年の堤くらさんです。これら4名は文部科学大臣表彰を受賞することが決定されました。

第19回大会は令和8年8月20日から27日にかけてイタリアで開催され、39か国・地域から151名の生徒が参加しました。大会では、理論試験・実技試験のほか、国際チームによる地球システムに関する調査やプレゼンテーション、野外調査なども実施されました。メダルの授与基準は、金メダルが参加者の約10%、銀メダルが約20%、銅メダルが約30%の割合で与えられています。

日本は2008年から本オリンピックに参加を開始し、毎年4名の代表生徒を派遣してきました。今年が18回目の参加となります。昨年の中国・済寧大会では銀メダル4名を獲得し、一昨年の北京大会では金メダル2名、銀メダル2名を受賞した実績があります。

こうした国際的な科学技術コンテストへの参加支援は、文部科学省が国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて実施している事業の一環です。若い世代の国際的な活動を促進し、科学技術人材の育成に貢献することを目指しています。

なお、国内選抜を担う「日本地学オリンピック」については、次年度(令和8年度)に第19回大会が開催予定です。また、令和9年度には日本が第20回国際地学オリンピック大会の主催国(島根県開催)となることが決定しており、この大会を通じた国内外の地学教育の振興が期待されています。

出典:文部科学省 https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01677.html

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール