英国教育省(DfE)は、保護者・保護人・法定後見人を対象とした個人情報の取扱いに関する透明性情報を公開しています。
本情報は、DfEがこれら保護者等および家族に関して処理する個人データについて詳しく説明するもので、イングランドに適用されます。DfEの個人情報憲章により、個人情報の収集・保管・利用時に期待できる基準が示されています。
2023年10月17日に初版が公開されて以降、定期的な更新が実施されています。最新の更新は2026年9月7日で、学校資金・学習・保育の資金配分に関するセクションが拡充されました。具体的には、家族支援ハブ(Family Hubs)と人生の始まり支援プログラム(Start for Life Programme)、学生ローン、保護人への支援金、無償学校給食、音楽・ダンススキーム、および学童向け活動費基金(Holiday Activity Fund Clubs)を含むプログラム別資金について、データの共有先の詳細が追加されています。
主な更新履歴としては、2026年2月26日に、ケーススタディ作成時のデータ利用についてのセクションが新規追加され、2025年12月2日には公的資金の保護を目的とした詐欺防止・検出に関するセクションが追加されました。また2024年8月9日にはいわゆる内部告発(ホイッスルブローイング)に関する新規セクションが設けられています。
対象となるデータ利用場面は多岐にわたります。教育提供者・児童社会福祉・DfE自体に対する苦情申立時のデータ利用、教員不正行為の報告、児童虐待の予防と保護、地域自治体による児童養護時のデータ処理などが含まれます。さらに深刻インシデント通知(SIN)の受信時や、お問い合わせ・苦情申立時のデータ利用についても規定されています。
この透明性情報は、保護者等が自らのデータがどのように使用されるかを理解し、DfEの個人情報取扱いについて知る権利を保障するための重要な資料として位置づけられています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 | https://www.gov.uk/government/publications/privacy-information-parents-carers-and-legal-guardians
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