英国教育省(Department for Education)は2026年10月9日、ザファル・アリ氏が独立学校の管理に参加するのに不適切であると判断し、同氏を独立学校(アカデミーおよび無償スクール(フリースクール)を含む)の管理職から禁止する決定を発表しました。
本決定は、2008年教育技能法第128条に基づく教育担当国務大臣による行政決定です。独立学校の管理職からの禁止に加えて、同じ決定は地方自治体立学校(公立学校)の校務委員会委員(ガバナー)としての資格剥奪をも意味しています。
英国の教育制度では、学校の適切な管理と生徒の安全・福祉を確保するため、管理職や校務委員会委員として働く者の適格性について厳格な基準が設けられています。今回の決定は、そうした適格性基準の一部として機能する仕組みの一例です。
ザファル・アリ氏には異議申し立ての権利が認められています。具体的には、2008年ファーストティア裁判所手続規則(保健、教育及び社会福祉部門)に従い、ファーストティア裁判所に対する異議申し立てが可能です。異議申し立ての期限は決定通知書に記載された日付から3か月以内と定められています。
この決定は、教育省が個人の学校管理職への不適格性を認定した事例として記録され、「学校管理職または校務委員会委員から禁止された個人」の公開リストに掲載される対象となります。同省は学校の適切な運営と生徒保護の観点から、定期的にこうした禁止決定を公表しています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/direction-zafar-ali-barred-from-managing-independent-schools
本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報
