米国教育省、大学進学から職業訓練まで幅広い助成金・支援プログラムを一元提供

米国教育省は、学生の教育機会確保と教育機関の支援を目的とした総合的な助成金・プログラムサイト「Grants and Programs」を運営しています。このサイトは、大学進学資金から職業技術教育、障害者支援まで、広範な教育支援施策を一元的に提供するポータルとしての機能を担っています。

**高等教育向けの支援**

大学進学を目指す学生向けには、ペル奨学金(Pell Grants)やフェデラル・ワークスタディ・プログラム(連邦勤労奨学金)など、進学資金を支援する各種施策が用意されています。また、高等教育機関向けには、高等教育改善基金(Fund for the Improvement of Postsecondary Education、FIPSE)やTRIOプログラムなど、機関の教育充実を支援する助成金が提供されています。

**初等中等教育(幼稚園~12年生)向けプログラム**

K-12教育段階では、州・地域教育機関(LEAs)向けの裁量的助成金(競争方式による助成)や、バランスの取れた教育提供を目指すプログラムが用意されています。早期幼児教育(早学習)の研究支援も含まれており、教育の基礎段階から充実した支援体制が構築されています。

**特別支援と多様な学生への対応**

障害のある学生、経済的に恵まれていない学生、その他特殊な背景を持つ学生を対象とした裁量的助成金が別枠で提供されています。加えて、障害者の雇用と職業リハビリテーション向けの助成金プログラムも実施されており、競争方式と定額配分方式の両方が活用されています。

**教員養成と緊急対応**

質の高い教員養成と専門職開発を支援する裁量的助成金が提供される一方で、災害や緊急事態に対応するための応急助成プログラムも用意されています。

**助成金の形式**

助成金は「定額配分助成金」と「裁量的助成金」の2種類に分類されます。定額配分助成金は設定された公式に基づいて配分される制度で、競争を経ない安定的な資金配分が特徴です。

**申請支援と管理体制**

教育省は助成金申請者に対し、申請準備から採択後の管理に至るまで、包括的な情報提供とトレーニングを実施しています。ピアレビュアー(同業者による評価者)の募集も行われており、教育の専門知識を持つ者の参画を促進しています。

こうした総合的な支援施策により、米国教育省は、あらゆる背景を持つ学生の教育機会の拡大と、学校・教育機関の質的向上を目指しています。

出典:U.S. Department of Education https://www.ed.gov/grants-and-programs

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