文部科学省は、研究開発マネジメント人材のロールモデル事例集「Hello 研マネ人材」を公開しました。本事例集は、社会課題の複雑化・多様化と研究の高度化に対応する研究開発マネジメント人材(注:研究資金申請支援等を行う専門職)の業務内容や活動を広く発信することを目的としています。
事例集の作成には3つの狙いがあります。第一に、これから研究開発マネジメント人材を目指す方や興味を持つ方へ職の魅力を伝えることです。第二に、既に大学等研究機関で活動している専門人材へ今後のキャリアパスのイメージを提供することです。第三に、大学等研究機関の経営層へ当該人材の戦略的活用と組織体制整備の考え方を示すことです。
「Hello 研マネ人材」というタイトルには、多様なバックグラウンドと専門性を持ち、様々な領域で活躍する研究開発マネジメント人材を身近に感じてもらいたいという思いが込められています。
令和8年10月16日付で、4大学の事例が同時公開されました。Vol.01は東京科学大学の飯田香緒里氏による「挑戦を促し、組織をつなぎ、イノベーションを生む」で、知的財産業務からキャリアをスタートし、現在は医療イノベーション担当副学長として大学全体の医療イノベーションマネジメントを担当する事例です。
Vol.02は名古屋大学の石川綾子氏による「リスクを見極め、研究と大学の未来を拓く」で、研究インテグリティ・安全保障輸出管理等を専門とする事例です。研究機関には研究の自由と発展を支えながら、研究インテグリティ確保のためのリスクマネジメントを適切に行う力が求められています。
Vol.03は大阪大学の江村勝治氏・村木倫子氏による「プロフェッショナルとして新たな価値を創造する」で、大学経営における意思決定を支えるIR機能(注:機関研究。大学の戦略的意思決定を支援するデータ分析機能)を活用し、研究者と社会課題をつなぎ新たなプロジェクト創成を担う事例です。
Vol.04は岡山大学の山本聖二氏・松本尊道氏・松島和季氏による「大学経営の担い手を育てる」で、全国の大学に先駆けて研究開発マネジメント業務を担う人材の養成に取り組む事例です。
なお、掲載されている方の所属・役職は作成当時のものです。
出典:文部科学省ウェブサイト https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/rdm-pro_rolemodel.html
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