英国内務省から教育省へのトップ人事異動が発表されました。内閣府(Cabinet Office)は2026年10月21日付で、サイモン・リドリー氏を英国教育省の新しい次官として任命することを公表しました。
リドリー氏の経歴と職務経歴は多岐にわたります。現在、内務省で第2次官を務めており、これまでに内務省の代理次官(acting Permanent Secretary)を2度務めた経験があります。また、内閣府のコロナウイルス感染症対策タスクフォース(COVID-19 Taskforce)の責任者を歴任するなど、危機管理と政策立案の分野で実績を積み重ねてきました。これ以前には、住宅・地域・地方自治省(Ministry of Housing, Communities and Local Government)と財務省(HM Treasury)でも職務を担当しています。
前任者のスーザン・アクランド=フッド氏は、2020年から6年間、教育省の次官として職務を担当してきました。その間、パンデミック後の子どもと家族の回復支援、保育提供の拡充、技能システムの強化など、教育分野における多くの重要な改革に従事しました。アクランド=フッド氏は公務員としてのキャリアが27年に及び、政府内での政策専門職(Policy Profession)全体のリーダーシップも担当していました。
教育担当国務大臣のルーシー・パウエル氏は、アクランド=フッド氏の指導力を称賛し、「子どもたちと家族がパンデミックから回復するのを支援し、保育提供を拡大し、技能システムを強化するなど、多くの成果を上げた例外的な次官であり公務員であった」とコメントしました。一方、リドリー氏の任命については、「幅広い経験と実績を備えており、本政府の野心的なアジェンダを推し進めるうえで、スーザンとの協働を楽しみにしている」と述べました。
内閣府長官(Cabinet Secretary)のダム・アントニア・ロメロ氏は、リドリー氏の多様な公務経歴を高く評価し、「内務省、内閣府、住宅・地域・地方自治省、財務省での経験と指導力は、教育省の重要なアジェンダを推し進めるうえで最適である」とコメントしました。また、アクランド=フッド氏について「6年間の優れたリーダーシップ」に感謝を示すとともに、「27年間の公務に対する多大な貢献」を讃えました。
アクランド=フッド氏本人も、「教育省を率いることは特権であり、証拠に基づく政策、厳格で断固とした実行、広くかつ深いパートナーシップを通じて、教育システムを世界最高水準へ近づけることに貢献できたことを誇りに思う」とのコメントを発表しました。リドリー氏も「すべての子どもと若者が最良のスタートを切り、成功する機会を得られることほど重要なことはない。部門内の優秀な人々と全国の指導者・実践者と協働して、国務大臣の野心的なアジェンダを実現できることを楽しみにしている」と述べています。
リドリー氏は2026年11月から新職に就任予定です。この人事異動は、首相と教育国務大臣の承認、および第一公務員委員会(First Civil Service Commissioner)との協議を経た管理された異動プロセスに従ったものとされています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/news/simon-ridley-appointed-as-new-department-for-education-permanent-secretary
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