英国の高等教育への学生需要に関する決定要因と価格弾力性を調査

英国教育省(Department for Education)は2026年10月28日、「イングランドの高等教育における需要決定要因と価格弾力性」と題する研究報告書を公表しました。

この報告書は、イングランドの高等教育(HE)に対する学生需要にどのような要因が影響するか、また価格の変化に対する需要の感応度(価格弾力性)を調査した学術的分析です。

**調査の対象範囲**

研究は、学生が国内で高等教育を受けることを決定するうえで影響を与える複数の要因を検証しています。具体的には、以下の項目が学生の進学判断に与える影響を分析しています:

・授業料(tuition fees)
・ビザ政策(visa policies)
・学生向けの財政支援制度(student finance arrangements)
・為替レート(exchange rates)
・より広範な経済状況(wider economic conditions)

なかでも、国際学生の需要動向に焦点を当てた分析も含まれており、「国際学生モデル」として独立した部分として構成されています。

**主要な調査項目**

報告書は、高等教育に対する学生需要がどの程度価格変化に敏感であるかを測定する価格弾力性(price elasticity)に特に注目しています。さらに、この価格感応度が学位の段階(例えば学部課程と大学院課程)や高等教育機関の種類(大学、高等専門学校など)によってどのように異なるかを検証しています。

こうした分析は、授業料の設定や学生支援政策の決定、高等教育市場の需給予測など、政策立案に必要な基礎情報となるものです。

報告書は PDF 形式で公開されており、91ページの本編と国際学生モデルの分析資料からなっています。国際学生の需要動向に関する詳細な分析は、高度な経済モデルを用いて実施されました。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/demand-determinants-and-elasticities-for-english-higher-education

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

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