世銀、東アフリカで1800万人の若者にスキル教育

世界銀行は2026年6月、東アフリカと南アフリカの経済発展と雇用創出を目指す「Skills for Economic Transformation and Jobs Program(SET4Jobs)」のプログラム概要を公表しました。

本プログラムは、地域の若者1800万人が2034年までにより良い教育機会と産業に関連した実践的なスキルを習得することを支援することを目的としています。

プログラムの特徴は、職業訓練と産業界の雇用ニーズを密接に結びつけることにあります。具体的には、エネルギー、農業、保健医療、インフラ、水道、デジタルサービスなどの高成長産業における価値創造の流れとの連携を重視しています。

支援の柱は複数の層で構成されます。まず教育面では、中等教育から技術教育、大学教育までの各段階でのプログラム強化を掲げています。さらに職場での実践的な訓練や起業家育成支援も含まれます。加えてデジタル化の推進と、地域内での労働力の流動性向上(地域スキル移動性)も重要な要素として位置づけられています。

これらの取り組みにより、プログラムは労働生産性の向上、所得水準の改善、そしてより多くの良質な雇用機会へのアクセス拡大をめざしています。最終的には地域のスキル教育システムそのものを経済競争力、経済的変革、および包括的な成長を実現するエンジンへと転換することを目標としています。

世界銀行の発表では、スキル教育が経済成長の原動力となるとの認識に基づいており、より良いスキルが東アフリカ・南アフリカ地域全体でより良い雇用機会へアクセスすることの鍵となると述べられています。

出典:The World Bank, CC BY 4.0 http://www.worldbank.org/en/news/infographic/2026/06/17/skills-for-economic-transformation-and-jobs-program-set4jobs-infographic

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