英国教育省(Department for Education)は、学生・apprenticesを対象とした国際実習資金助成制度「チューリング・スキーム」について、2026~2027年度の申請受付が終了したことを案内しています。
本制度は、学校、高等教育機関、職業訓練機関などの教育提供者が、学生やapprenticesの国際実習の機会を得るための資金を申請するためのものです。個々の学生がDfEに直接申請することはできず、教育機関を通じての申請となります。
申請対象機関は、英国および英国海外領土の教育・訓練提供者で、学校、高等教育(HE)、職業訓練(FE)機関が含まれます。複数部門での申請を希望する場合は、各部門ごとに別々の申請書を提出する必要があります。また、学校とFE機関はコンソーシアム(複数機関の協力体制)での申請も可能です。
資金助成の内容は、学生・apprenticesの選定背景に応じて異なります。申請時に提供する情報には、実習先の目的地、実習期間、学生数、apprentices数、経済的に恵まれていない背景を持つ学生の割合、特別支援が必要な学生の有無などが含まれます。費用としては、渡航費、生活費、組織的支援費、言語支援費などが対象となります。
申請プロセスは複数段階に分かれています。まず機関が適格性を確認した上で申請し、DfEが適格性と財務能力に関する審査を実施します。その後、独立した評価機関が4つのセクションに基づいて申請を評価し、スコアリングを行います。DfEはこのスコアに加え、経済的困難を抱える学生の割合や過去の資金使用状況などの要素を考慮して資金配分を決定します。審査結果は2026年6月にメール通知される予定です。
重要な変更として、2027年度からはチューリング・スキームが運用されなくなります。その代わり、英国の教育提供者はErasmus+(欧州連合の主要な教育交流・パートナーシップ制度)を通じて国際実習資金の申請が可能になります。この移行により、EUとのパートナーシップをさらに強化しながら、学習者、教育者、若者、コミュニティへの世界水準の機会提供を継続するとしています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/guidance/turing-scheme-apply-for-funding-for-international-placements
