英国教育省(Department for Education)は2026年6月12日、中等学校の修了資格であるGCSE(General Certificate of Secondary Education)に新たに追加される「自然史」科目の提案内容を公表し、意見募集を開始しました。
本コンサルテーションでは、教育専門家およびステークホルダーとの協働を通じて開発された自然史科目の学習内容について、広く国民からの見解を募っています。意見受付の締め切りは2026年9月4日午後11時59分に設定されています。
この新しいGCSE自然史科目の特徴は、生徒が具体的な生物体(植物や動物など)とそれらが生息する環境、および生物間の複雑な相互作用と依存関係を学習できるよう設計されている点です。科目を通じて、生徒は観察、記述、記録、分析といった実践的なスキルを段階的かつ体系的な野外調査を通じて習得することが期待されます。
本コンサルテーションで寄せられた意見は、科目内容の最終決定時に反映される予定です。なお、試験方法などの評価制度については、規制機関であるOfqualが別途2026年内にコンサルテーションを実施する予定であることが発表されています。
この科目の新設は、生徒の自然科学への興味喚起と野外実学の重要性を重視する英国教育政策の方向性を示すものとなっています。
出典:UK Department for Education(OGL v3.0)
https://www.gov.uk/government/consultations/gcse-natural-history-proposed-subject-content
