令和8年度「日本型教育の海外展開」調査研究・応援プロジェクト決定

文部科学省は令和8年7月13日、日本の特色ある教育制度を海外に展開する「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」の令和8年度調査研究及び応援プロジェクトを決定しました。

本事業は、平成28年度から運営している「日本型教育の海外展開官民協働プラットフォーム」の一環で、諸外国からの日本の教育制度に対する強い関心に応える取組です。

【調査研究事業】

調査研究は、アフリカ地域を対象としています。対象国はガーナ及びエジプトで、これらの国との教育分野における協力関係を深化させることを目的としています。令和7年8月のアフリカ開発会議(TICAD9)を契機として決定されました。

採択された調査研究は2件です。

第一の案件はガーナを対象とし、科学・技術・工学・数学(STEM)教育の推進に焦点を当てています。特に初等教育における算数の学力向上と、非認知能力(協調性や主体性など、学力では測れない能力)の育成に関する実践調査と効果検証を行います。採択事業は株式会社公文教育研究会が実施します。

第二の案件はエジプトまたはガーナを対象とし、包摂的かつ公平な質の高い教育の促進に焦点を当てています。特別支援教育の実態調査を行い、障害種別の指導法やガイドライン、教員研修プログラムなどの教育コンテンツを作成・提案します。採択事業は独立行政法人国立特別支援教育総合研究所が実施します。

調査研究の公募は令和8年5月12日から6月10日に実施され、8件の申請を受け、外部有識者による審査委員会で検討されました。

【応援プロジェクト】

応援プロジェクトは、日本の特色ある教育コンテンツ・手法・ノウハウを海外に展開する事業や、海外での既存取組の拡充を図る事業者・機関等を支援します。本年度は特に、非認知能力の育成等を取り入れた取組が期待されています。

公募は令和8年5月12日から6月10日に実施され、34件の申請がありました。審査の結果、28件が選定されました。

【支援内容】

採択・選定された事業には、実施経費の一部支援のほか、「EDU-Portニッポン」ロゴマークの利用許可、海外展開予定先における現地関係機関との調整・仲介支援などが提供されます。

これらの取組を通じ、文部科学省は日本の教育の質的な特徴を世界に広め、各国の教育課題解決への貢献を目指しています。

出典:文部科学省ウェブサイト https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1418465_00022.htm

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