文部科学省は、2026年6月24日にラオス人民民主共和国のビエンチャンで開催された第15回日ASEAN科学技術協力委員会(AJCCST-15)の開催結果を発表しました。
本会合には、日本側から岡田晋輔文部科学省企画官が共同議長として出席したほか、ASEAN日本代表部、科学技術振興機構(JST)、日本学術振興会(JSPS)、日本医療研究開発機構(AMED)、情報通信研究機構(NICT)、防災科学技術研究所(NIED)、理化学研究所(RIKEN)、京都大学が参加しました。ASEAN側からは、ラオス教育・スポーツ省科学局のシハパニャ局長を共同議長とする各国の科学技術・イノベーション委員会メンバーと事務局が出席しました。
会合では、ASEAN事務局が2026年から2035年を対象とする新たなASEAN科学技術・イノベーション行動計画(APASTI 2026-2035)の概要を紹介しました。日本側からは、第7期科学技術・イノベーション基本計画と、AI for Scienceを含む2026年度の重点施策について説明を行いました。
JST、JSPS、AMEDなど複数の研究機関から、共同研究プログラムや協力枠組みの進展、防災・気候変動分野での連携、人材育成事業など、日ASEAN協力の現状が報告されました。RIKENからは組織概要と研究戦略が紹介されました。
ASEAN各国からは、若手研究者の国際交流と共同研究を推進するNEXUS事業(国際共同研究事業)に対して高い期待が寄せられました。さらに、AI、半導体、防災、食料安全保障、再生可能エネルギーといった重点分野での協力強化に向けて多くの意見が提示され、日本とASEAN諸国の継続的な連携が再確認される機会となりました。
同委員会は日本とASEAN地域の科学技術協力を推進する重要な枠組みとなっており、次回の第16回会合は2027年6月にマレーシアで開催される予定です。
出典:文部科学省ウェブサイト https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kokusai/kyoryoku/1410270_00010.htm
