英国教育省は2026年4月、16~19歳の後期中等教育段階を対象とした新しい資格制度の科目内容を発表しました。2027年から2028年度の学年度より実施される新たなレベル2およびレベル3の資格について、関係者からの意見募集を実施しました。
新制度は三つのタイプの資格で構成されています。レベル2に位置付けられるのは「foundation certificates(基礎証明書)」と「occupational certificates(職業証明書)」です。foundation certificatesではデジタルシステムとデータ、教育と幼児教育の分野で科目内容が提案されました。一方、occupational certificatesでは幼児教育の実践者、調理スキル、ホスピタリティ分野での科目内容が対象となっています。
レベル3に設定される「V Levels」は、より高度な職業資格として位置付けられています。デジタルシステムとデータ、教育、法務・金融・会計ルートの一部としての会計財務分野での科目内容が提案されました。
今回の発表は、教育専門家およびステークホルダーとの協働を通じて開発された内容です。諮問期間は2026年4月23日午後2時から6月4日午後11時59分まで実施されました。
本制度の対象となる利害関係者は広範囲に及びます。これらの資格を提供する予定の認定機関のほか、学校、カレッジ、学生および学生団体、高等教育機関、雇用主および産業団体など、16~19歳の後期中等教育に関心を持つすべての関係者が諮問対象となりました。
教育省は各分野から寄せられた意見を踏まえ、科目内容の最終版を2026年7月に公開することを予定していました。同時に、これらの資格の規制枠組みについては、英国資格当局であるOfqualが別途諮問を実施していました。
本資格体系は、イングランドにおける中等教育修了後の進学・就職準備段階の選択肢を拡充するもので、学生の多様なキャリア志向に対応する狙いがあります。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/consultations/post-16-level-2-and-level-3-qualifications-2027-proposed-subject-content
