欧州委員会の公式サイトに掲載されたエラスムス・ムンドゥス協会(EMA)の情報によると、同協会は国際的な大学院教育プログラムの学生・卒業生コミュニティを支援する組織として活動しています。
協会の主な実績として、エラスムス・ムンドゥス・ジョイント・マスターズ・ディグリー(EMJMD)プログラムには50万人を超える学生が参加し、そのうち約7000人がEMA会員として登録されています。EMJMD は複数国の大学が協力して提供する修士号プログラムで、学生は通常複数国での学習機会を得られます。
2006年に設立されたEMAは、ベルギーの非営利法人(AISBL)として登録されています。現在、400以上のEMJMDプログラムが存在し、約300人のアクティブなボランティアが組織運営に携わっています。EMAは完全にボランティア主導で運営される組織です。
EMAの活動は4つの柱に支えられています。マネジメントボード、プロジェクトリーダー、プログラム代表者、国別代表者による階層的な運営体制を採用しており、これにより世界規模での活動を効果的に展開しています。
同協会は複数の支援制度を提供しており、EMJMDに興味のある志願者向けに出願プロセスや学生からのアドバイスを提供しています。現学生・卒業生向けにはEMA会員登録によるリソースへのアクセスと国際的なネットワークへの参加が可能です。また、大学やその他の教育機関はパートナーシップを通じてEMAと連携できます。
EMAは多様なイベントと活動を展開しています。毎年5月にパリで開催される総会では「EMA Awards 2025」が開催され、コミュニティへの顕著な貢献者が表彰されます。そのほか、ポッドキャストやYouTubeチャネルを通じた情報発信、「Humans of Erasmus Mundus」として卒業生の個人的な体験談の紹介などを行っています。
EMAの会員制度には、会員専用エリアの利用、代表者制度(国別・プログラム別)、ボランティア機会、ビザ経験調査への参加、専門誌『Erasmus Mundus Magazine』へのアクセスなど多くの利点があります。
同協会の目標は、EMJMD学生・卒業生の支援、高等教育の推進、世界規模での同窓生ネットワーク構築です。本部はベルギーのブリュッセルに所在しており、国際的な連絡体制を整備しています。
出典:European Commission (CC BY 4.0)
https://www.em-a.eu/
