ブルキナファソの社会保障強化へ、世銀が1.2億ドル融資

世界銀行は2026年6月15日、ブルキナファソの経済機会拡大と社会保護制度強化を目的とした新規融資プロジェクトを承認しました。

融資規模は国際開発協会(IDA)クレジット1億ドルに加え、サヘル地域適応型社会保護プログラム(Sahel Adaptive Social Protection Program)からの助成金2千万ドルで構成されます。世銀とブルキナファソ政府による社会保護部門での新たなパートナーシップとなります。

本プロジェクト「ブルキナファソ経済機会と回復力プロジェクト」は5年間の実施期間で、ブルキナファソの国家社会保護戦略(2024~2028年)の実装支援と、新たな国家主力事業である「貧困層・脆弱層世帯向け経済的自立支援プログラム」の推進を担います。12万世帯を対象に、国内避難民や帰還民を含む脆弱層世帯に対し、経済機会へのアクセス拡大、技能開発への投資、食糧安全保障・栄養・保健の向上を支援します。女性の経済的自立強化と、気候変動等の外部ショックへの適応力向上も重点分野です。

本プロジェクトは、2014~2024年に実施された先行事業「ブルキナ・ナオン・サ・ヤ(貧困終焉)社会的セーフティネット・プロジェクト」の成果を土台としています。同事業は100万人以上の受益者に社会扶助を提供し、脆弱層世帯の国家社会登録簿(ナショナル・レジストリ)を確立し、国内での社会保護プログラムの拡大と的確な対象化の基盤を構築しました。

今回の事業では、この社会登録簿の利用拡大を支援するとともに、国内避難民データベースや医療保険制度のデータベースとの統合を進め、受益者の正確で効率的かつ包括的な特定を実現します。また社会保護システム全体をより適応的で有効、かつ調整されたものにするため、プログラム強化、情報・データ整備、制度的能力構築を通じて介入成果の最大化を図ります。

ブルキナファソ担当世銀カントリー・マネジャーのハムード・アブデル・ウェドウド・カミル氏は「本プロジェクトは、政府による調和的な社会保護アプローチ実現を支援する継続的コミットメントを示すものであり、雇用創出と質の向上に重点を置く新たな国別パートナーシップ枠組みとも完全に一致している」とコメントしました。

出典:World Bank Press Release 2026/089/AFW http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2026/07/15/burkina-faso-new-world-bank-financing-to-expand-economic-opportunities-and-strengthen-social-protection-systems

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