中国教育部は2026年9月7日、中国とSCO(上海協力機構)加盟国による基礎教育協力の新拠点設立を発表しました。
習近平国家主席は9月1日、キルギスの首都ビシュケクで開催されたSCO首脳会議(第26回)に出席した際、この新センター設立構想を演説で明らかにしました。この決定はSCO首脳会議の重要な成果と位置づけられています。
センターは北京に設置され、SCO加盟国間の教育協力のための新たなプラットフォームとして機能します。北京の国際交流ハブとしての地位と、質の高い基礎教育資源・教育システムを活かし、基礎教育の改革・革新を推し進め、SCO各国間の人的交流を促進することが期待されています。加えて中国の国際教育ガバナンスへの参画をより深めるという目標も掲げられています。
センターの活動は五つの重点分野に集中します。第一は青年交流で、加盟国の若年層の相互理解を促進します。第二は教員育成で、教育の質向上に向けた人材開発に当たります。第三はAI技術を活用した基礎教育の推進で、デジタル化時代の教育革新を目指します。第四は教育政策研究で、各国の政策課題の分析・共有を行います。第五はシンクタンク協力で、知見交換と戦略構想の発展に貢献します。
センターの正式開設式は9月10日、北京で開催される「中国国際サービス貿易交易会」内の教育サービス展示会のオープニングセレモニーで行われる予定です。同時に初期段階の主要プログラムが始動する見通しです。
出典:Ministry of Education of the People’s Republic of China http://en.moe.gov.cn/news/press_releases/202609/t20260911_1450477.html
本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報
