中国教育省は2026年5月16日、王広燕副大臣が同月12日に杭州で開催された世界デジタル教育会議に登壇したことを発表しました。
王副大臣は「未来の学校に向けた教員の準備」「ユビキタス・アクセス可能な生涯学習システムのためのデジタル知能的な支援」「知能変革、グローバル協力、倫理的ガバナンス:グローバルな企業パートナーシップを通じた教育の未来への力づけ」という3つのテーマで分科会での講演を行いました。
講演では、人工知能(AI)が前例のない規模と深さ、速度で世界の教育景観を形成しつつあると指摘しました。その一方で、技術がいかに進化しても、教育の最終目標は人材育成であると強調しました。
王副大臣は、高度な専門性を備えた教員の確保が重要であると述べ、人間とAIの相互作用を特徴とする新しい教育パラダイムに対応するため、教員の能力向上を支援する開放的で包括的、協調的なネットワークの構築の必要性を強調しました。
また、中国がデジタル大学の開発に力を入れていることに触れ、他国と協力してAI駆動型の生涯学習グローバル資源ネットワークの構築および資格の相互認証の国際的枠組み確立の促進に意欲を示しました。
さらに、デジタル変革が教育セクターの再構成の原動力となるとの見方を示し、企業のイノベーション機能と研究成果の実用化における役割の重要性を強調しました。中国は大学や研究機関とのAI活用教育の推進に向けた企業協力を奨励していると述べました。
出典:Ministry of Education of the People’s Republic of China http://en.moe.gov.cn/news/press_releases/202605/t20260516_1436752.html
