英国教育省(Department for Education)は2026年9月24日、児童養護施設の職員が備えるべき知識とスキルに関する調査報告書「Children’s homes workforce: knowledge and skills」を公開しました。
この報告書は、最新の公開文献と関係者インタビューを対象とした「迅速証拠評価(rapid evidence assessment)」という手法により作成されました。児童養護施設でのケア提供に関わる職員の専門性について、包括的に検討した内容となっています。
報告書では、児童養護施設の職員に求められる知識とスキルを複数の観点から分析しています。具体的には、多様なニーズを抱える子どもたちへのサポートとセーフガーディング(保護)、複数の機関にまたがるシステムでの効果的な協働、児童養護施設内でのリーダーシップの発揮という3つの分野における必要スキルを指摘しています。
また報告書は、児童養護施設の職員に不可欠とされる資格や専門的継続教育(プロフェッショナルディベロップメント)について、その目的と実際の利用実態を調べています。高水準の居住ケアを提供するために、職員には何がどの程度の水準で必要なのかという点を明らかにしようとしています。
同時に報告書は、現在利用可能な訓練制度および資格プログラムが、実際の職員ニーズにどの程度対応できているか、また対応できていない領域はどこかという課題を検討しています。こうした分析を通じて、職員の知識・スキル向上に向けた証拠の欠落部分も指摘されています。
この報告書はイングランドを対象とした調査であり、ISBN 978-1-83870-829-0、参照番号RR1659で、106ページの報告書として提供されています。
出典:UK Department for Education (Open Government Licence v3.0)
https://www.gov.uk/government/publications/childrens-homes-workforce-knowledge-and-skills
本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報
