第22回国際地理オリンピック、日本は銅2名 50カ国184人が英語で競う

文部科学省は2026年8月18日、トルコで開催された第22回国際地理オリンピックで、日本の高校生が銅メダルを獲得したと発表しました。

銅メダルを受賞したのは、筑波大学附属駒場高等学校3年の東城陸大さん(東京都)と、須磨学園高等学校3年の宇宿光琉さん(兵庫県)の2名です。また、兵庫県立加古川東高等学校3年の天河龍佑さんと洗足学園高等学校3年の内田菜緒さんは、文部科学大臣特別賞を受賞しました。

国際地理オリンピックは、1965年にエストニアの大学生が企画した「環バルト海地理競技会」をルーツとしており、1996年のオランダでの第1回大会以来、各国の地理学を学ぶ高校生が国際競争を通じて地理教育の発展を目指しています。出題から解答まで、すべての進行が英語で行われることが特徴です。

今大会は8月11日から17日にかけてイスタンブールで開催され、50カ国・地域から184名の生徒が参加しました。全参加者のおおよそ半数がメダルを獲得する仕組みで、メダル受賞者のうち金・銀・銅の割合はおおむね1対2対3の比率となっています。

日本は2008年から国際地理オリンピックに参加を開始し、毎年4名の選手を派遣しており、本年は16回目の参加です。直近3年の成績を見ると、2023年は銀メダル1名と銅メダル2名、2024年は銅メダル2名、2025年は銀メダル1名を獲得しており、安定した成績を残しています。

テストの内容は、ライティングテスト(WRT)、フィールドワークエクササイズ(FWE)、マルチメディアテスト(MMT)の3つで構成されており、国際競争の中での実践的な地理的思考力が問われます。

文部科学省では、科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者の支援事業を実施しており、このような国際競技への派遣を通じて、次世代の科学技術人材の育成に取り組んでいます。

次回の第23回国際地理オリンピックは2027年にラトビア共和国で開催予定です。日本代表の選抜試験は、2026年12月から2027年3月にかけて3段階で実施されます。第1次選抜試験はオンラインで、第2次試験は全国9会場で、第3次試験は関東地方でのフィールドワークテストが予定されており、募集期間は2026年9月1日から11月15日となっています。

出典:文部科学省ウェブサイト https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01673.html

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

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