海洋立国推進で4名3団体が内閣総理大臣表彰受賞

文部科学省、国土交通省、農林水産省、経済産業省、環境省が内閣府総合海洋政策推進事務局の協力の下で実施する「第19回海洋立国推進功労者表彰」(内閣総理大臣賞)において、海洋に関連する様々な分野で優れた功績を上げた受賞者が決定しました。2025年7月20日に東京国際クルーズターミナルで表彰式が挙行されました。

今回の受賞者は、計4名の個人と3団体です。

「海洋立国日本の推進に関する特別な功績」分野では、次世代環境船舶開発センター顧問の三島慎次郎氏が、日本造船業における再編・協業と次世代船舶開発の推進に尽力した功績で受賞しました。また、一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会は、日本発の水産エコラベル認証制度を通じて、持続可能な水産業の推進に貢献したことが評価されました。高知工科大学システム工学群特任教授の佐藤慎司氏は、海岸の侵食メカニズムの解明や気候変動への対応など、海岸保全対策に関する研究成果が認められました。

「海洋に関する顕著な功績」分野では、北海道大学低温科学研究所環オホーツク観測研究センター教授の西岡純氏が、北西太平洋の海洋生物の生産性を支える鉄分などの栄養塩供給・循環過程の解明に貢献した研究が高く評価されました。熊本県立天草高等学校科学部は、地球温暖化対策の一環としてアマモ(海草の一種)の生育研究を継続し、地域の環境保全意識向上に尽力しました。元日本舶用品検定協会顧問の吉田公一氏は、船舶に係る国際基準及び国際規格の策定に寄与した功績が認められています。さらに、熊本県立芦北高等学校林業科は「未来へつなぐ芦北高校プロジェクト」として、アマモ場の再生活動に取り組んでいます。

この表彰制度は、海洋に関連する様々な分野で顕著な成果を上げた個人や団体を表彰することで、海洋立国としての日本の発展を推進し、次世代への人材育成や啓発活動の拡大を目指すものです。受賞者の功績は、海洋資源の持続可能な利用、環境保全、科学技術の発展など、多岐にわたる領域での貢献を示しており、これらの活動が今後の海洋政策推進の基盤となることが期待されています。

出典:文部科学省ウェブサイト https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2025/1420210_00003.htm

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