米国教育省、競争的助成金申請の手続きを公開

米国教育省は、競争的助成金(discretionary grants)の申請を希望する団体向けに、手続きと支援リソースについての情報を公開しました。

【助成金の対象機関】
助成金は以下の機関を対象としています。州教育庁、学区(公立チャータースクールを含む)、先住民族及び先住民族組織、高等教育機関(部族立大学を含む)、非営利団体、その他コミュニティ・ベースの組織や公的機関など。

【申請の流れ】
申請には複数の準備ステップが必要です。まず申請団体は政府契約管理システム「SAM.gov」に登録し、唯一の団体識別番号(UEI)を取得する必要があります。登録には通常7~10営業日を要しますが、提供情報の完全性と正確性によってはそれ以上かかる場合もあります。その後、連邦助成金の一元的な検索・申請プラットフォーム「Grants.gov」にアカウント登録します。この登録には、SAM.govで取得したUEI、内国歳入庁から得られた納税者識別番号(TIN)、電子商取引担当官(E-Biz POC)及び組織代表者(AOR)の指定が必要です。

申請の際は、各助成金プログラムが公開する「Notice Inviting Applications(NIA)」を確認します。NIAには助成対象の目的、申請要件、締切、競争優先事項、評価基準などが記載されています。申請者には一般的に30~60日の申請期間が与えられます。

【公募スケジュール】
教育省の助成金公募は11月から4月の間に開始されることが多く、具体的な公募数は議会からの予算配分、プログラムの競争サイクル、その他プログラム固有の要因に左右されます。なお、すべての助成金プログラムが毎年公募されるとは限りません。

【評価プロセス】
公募が締め切られた後、教育省は教育専門家から構成されるピアレビュー委員会を招集します。レビュアーはプログラム固有の基準に基づいて申請書を評価し、採点結果とフィードバックを提供します。これらのスコアと評価コメントは、教育長官の資金配分決定の参考になります。

【支援リソース】
教育省は申請者向けに複数のリソースを提供しています。助成金用語の説明、一部プログラムによるウェビナーや過去の採択提案例、Grants.gov上の技術サポート、およびAIの助成金申請プロセスへの利用に関する指針が利用可能です。質問がある場合は、各プログラムのNIAに記載されているプログラム担当者に相談できます。

【受け取り後のサポート】
助成金受給者に対しては、Grant Award Notification(GAN)が送付され、受給後カンファレンスが開催されます。教育省のプログラムチームは、プロジェクト目標の達成とコンプライアンス要件の遵守を支援します。不採用になった申請者にも、ピアレビュー委員会が作成した技術レビュー形式で、スコア情報と強み・弱みが記載されたフィードバックが提供されます。

出典:U.S. Department of Education
https://www.ed.gov/grants-and-programs/apply-grant/getting-started-discretionary-grant-applications

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