米国教育省がK-12教育の総合情報ポータルを運営

米国教育省は、就学前から高校までの教育に関連する多角的なサービスを提供する公式ウェブサイトを運営しています。この総合ポータルは、州の教育成績の可視化、学校・学区の検索、教育関連法制度の解説など、保護者と教育関係者向けの包括的な情報インフラとなっています。

同サイトの主要機能として、各州の教育成績を全米学力評価(NAEP)の結果に基づいて比較できるレポートカード機能があります。保護者は自分の州がどの程度の教育成果を上げているかを、他州との相対的な位置付けの中で確認することが可能です。また、居住地域の公立学校と学区を検索するツールも提供されており、具体的な学校選択に際しての情報取得が容易になっています。

教育関連の資金面では、カレッジスコアカード、ペル給付金、奨学金、ワークスタディプログラム、高等教育向けグラントなど、多様な支援制度の情報が集約されています。連邦学生援助(FSA)の完全情報提供やFAFSA(無料連邦学生援助申請書)の記入支援も行われており、高等教育進学希望者の経済的障壁軽減に資しています。

教育安定基金(ESF)の透過性ポータルは、COVID-19の影響緩和のため州・地域教育機関・高等教育機関にどのように資金が配分・使用されたかを可視化しており、公的説明責任を果たしています。

キャリア技術教育、成人教育・識字率向上法(AEFLA)、修正プログラム、退役軍人向けプログラムなど、多様なニーズに対応した教育経路の情報も提供されています。さらに、身体障害のある学生向けのIDE A(障害者教育法)や504条項計画、FERPA(学生記録プライバシー法)などの法令情報も整理されており、教育上の権利保護に関する知識の普及を支援しています。

同省は「何が効くか」という実証的知見を集約した「What Works Clearinghouse」を運営し、研究ベースの実践方法の推奨も行っています。これにより、教育委員会や学校管理者は科学的根拠に基づいた政策・実践の導入が可能になります。

出典:U.S. Department of Education https://www.ed.gov/birth-to-grade-12-education/elementary-and-secondary-education

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