英ヘリフォードシャー州の児童サービス改善指示が解除

英国教育省は2025年2月7日、ヘリフォードシャー州議会の児童サービスに対する改善指示を改訂版として発行しました。この法定指示は、州の児童サービスの改善状況を監視・支援するため、教育大臣が任命した委員と協力を続けることを同州議会に求めるものです。

背景として、2022年9月にOfsted(英国の教育・福祉サービス検査機関)がヘリフォードシャー州の児童サービス部門を視察した結果、すべての評価項目で「不適切」と判定されたことがあります。この状況を受けて教育省は、改善を促進するため専門家である児童サービス委員を配置し、継続的な支援を行ってきました。

本改訂版の指示は、2023年3月に発行された前版の指示に代わるものです。指示の内容としては、同州議会が教育大臣から任命された委員との協力を継続し、児童サービスの質的向上に向けた改善計画の実行と進捗管理を行うことが求められていました。

重要な進展として、2026年7月13日にこの改善指示は解除されました。これは同年に公表されたOfstedの最新視察報告書が、ヘリフォードシャー州の児童サービスの総合的有効性を「良好」と判定し、また児童サービス委員による最終報告書が提出されたことに基づいています。約4年にわたる改善過程を経て、同州のサービスが必要な水準に達したことが確認されたかたちとなります。

こうした法定指示の発行と解除は、英国の地方行政における児童・家庭サービスの質を保証する仕組みの一例です。不適切と判定された地域に対しては、中央政府が直接的な改善指示を発出し、専門家による継続的な支援と監視を通じて、子どもたちの安全と福祉の確保を図る体制が整備されています。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0 / https://www.gov.uk/government/publications/revised-direction-issued-to-herefordshire-council-february-2025

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