英国教育省(Department for Education)は、児童保護制度を改善するための新しい国家機関「児童保護庁(Child Protection Authority、CPA)」の設立に向けた公開協議の結果を発表しました。
## 協議の概要
この協議は2025年12月11日午前9時30分から2026年3月5日午後11時59分まで実施されました。教育省は、児童保護制度をより透明性が高く、統一された、効果的な仕組みにするための専門的で正確かつ決定的な機関として機能するCPAの設立について、幅広い関係者から意見を求めていました。
## 対象とした意見提出者
協議では、児童福祉サービス、警察、保健、少年司法、更生保護、教育などの分野の最前線の実務者をはじめ、障害児・家族支援サービス部門、自発的・地域のセクター組織、監査・規制機関、訓練・支援提供組織、児童保護制度の経験者や関係者ネットワークなど、児童保護の向上に関心を持つあらゆる層からの回答を歓迎していました。
## 協議内容と結果
協議ではCPAの機能、統治体制、既存機関との連携方法についての見方が求められました。York Consultingが実施した回答分析によると、CPAの設立に対して回答者から強い支持が示されたとのことです。
## 今後の展開
教育省は協議結果の調査結果を活用して、CPAの今後の役割、機能、権限を形作っていく計画です。特に以下の領域に焦点を当てるとしています:
– 新興リスクの特定
– データとエビデンスの活用強化
– 労働力開発の支援
– 深刻かつ継続的な不備への対処
教育省は2026年7月に協議結果の詳細な分析と政府の対応、CPA設立に向けた次のステップを含む報告書を公開しました。この新組織の設立により、英国の児童保護制度がより効果的で統一された体制へと進化することが期待されています。
出典:UK Department for Education, Establishing the Child Protection Authority in England, https://www.gov.uk/government/consultations/establishing-the-child-protection-authority-in-england
