英国教育省(DfE)は、受け入れ学年(reception year)における教育の質向上と教職員の指導力強化を目的とした「RISE支援プログラム」の公式ガイダンスを発表しました。本プログラムはイングランド地域の学校を対象とした専門的な支援・研修リソースの提供を目指しています。
同プログラムの主要な柱は、受け入れ学年の教育・リーダーシップ改善に向けたオンライン及び対面型の学校支援と職員研修です。教育省は多様な形式でのアクセスを想定し、学校の実情に応じた選択肢を用意しています。
同時に発表された関連ガイダンス「受け入れ学年への準備を整える:効果的な移行支援」は、学校と早期教育機関(保育園や保育者など)が保護者・保育者と協働し、幼児の受け入れ学年への円滑な移行を実現するための方策を示しています。子どもの発達段階に応じた支援の在り方が強調されています。
本ガイダンスは2025年6月20日に初版が公開されて以来、複数回にわたり更新されています。2026年3月には早期教育財団段階評価(EYFS Profile Assessment)支援や受け入れ学年ネットワークに関する情報が追加されました。同年5月には経口言語発達ニーズの早期発見に関するウェビナーへのリンクが加わり、7月にはプログラム登録へのリンクが追加されるなど、実装に向けた段階的な情報提供が行われています。
同時に、教育省傘下の数学ハブ(Maths Hubs)は集中的な支援プログラムの情報提供も行っており、受け入れ学年の教科指導改善と教職員の専門能力開発を包括的に推進する体制が整えられています。
本取り組みは、イングランドにおける地域改善支援・卓越性推進プログラム(RISE:Regional Improvement for Standards and Excellence)の一環として位置付けられており、全国的な教育水準向上の枠組みの中で展開されています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/rise-support-for-reception-improvement
