英国、里親と移民支援対象家族の幼児教育給付に関するガイダンスを更新

英国教育省は、里親家庭の子どもと公的扶助を受ける権利のない家族(NRPF)を対象とした幼児教育給付に関するガイダンスを発表しました。このガイダンスはイングランドの地方自治体向けに作成されており、2017年4月の初版発表から継続的に更新されています。

本ガイダンスは2つの主要な給付制度をカバーしています。第一は、里親家庭の9ヶ月以上4歳までの子どもを対象とした30時間の無料保育です。地方自治体はこのガイダンスを参照して、働く里親が条件を満たしているかを評価し、子どもたちが給付を受ける権利があるかどうかを判定する必要があります。第二は、移民支援の対象外家族の2歳児向けの早期教育給付です。地方自治体は親または保護者が給付要件を満たしているかを確認するための方法が説明されています。

教育省は、各給付制度の申請に使用するためのテンプレートを提供しています。地方自治体は地元の連絡先や追加情報をテンプレートに挿入した上で、給付を申請したい親または保護者に提供することができます。テンプレートはMS Word形式で提供されており、ダウンロードして利用可能です。

最新の改正は2026年7月に実施されました。この時点で、30時間保育給付のガイダンスと申請フォームテンプレートが更新され、給付名称の変更と勤労親給付の展開日程が反映されました。同様に、2歳児向け給付のガイダンスと申請フォームも更新され、地方自治体による適格性評価がより明確になり、英国内務省の移民ルール変更が反映されています。

歴史的には、本ガイダンスは段階的に整備されてきました。2022年8月には、移民支援対象外家族の2歳児向け給付に関する新たなガイダンスと申請フォームが追加されました。2024年1月には、給付対象年齢を9ヶ月から4歳に拡大する政策変更に対応するため、申請フォームテンプレートが更新されました。2025年2月には、2歳児が両方の給付要件を満たす場合の位置付けを明確化するための改正が加えられています。

このガイダンスは、脆弱な立場にある子どもたちが質の高い早期教育と保育サービスへのアクセスを確保するための英国政府の取り組みを示しています。特に里親制度や移民支援対象外家族は、サービスアクセスについて追加的な支援が必要とされており、このガイダンスを通じて地方自治体が適切に対応できるようにしています。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/government/publications/early-years-entitlements-for-foster-children-and-nrpf-families

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