英国、2027年4月から教員年金拠出金を削減

英国教育省は、16~19歳向け教育を提供する公立学校(maintained schools)とアカデミー(academy schools)を対象とした教員年金制度雇用者拠出金助成(TPSECG)に関する公式ガイダンスを2024年5月9日に公開し、2026年7月1日に最新の更新を行いました。

本ガイダンスは、地域自治体(local authorities)、学校指導者、教員、ならびに理事会(governing bodies)及びその代表者を対象としています。同制度の詳細については、毎年度の「助成条件文書(conditions of grant)」と「学校レベルの配分資料(school-level allocations)」で提供されます。

特に注目すべき最新の重大な発表は、2027年4月からの拠出金削減です。教育省は「教員年金制度への雇用者拠出が2027年4月から削減される。これにより教育機関の費用負担が軽減される」と明記しました。これに伴い、16~19歳向け教員年金制度雇用者拠出金助成の支払額も2027年4月から相応に削減される予定です。

教育省は「セクター全体の支出能力において年金制度の変更による全体的な削減はない。削減された助成金は、削減された費用によって相殺される」と述べており、学校財政への中立的な影響を意図していることを示唆しています。詳細については今後提供される予定とのことです。

ガイダンスのドキュメント体系は、各年度ごとに「2026~2027年度および2025~2026年度の助成条件」を含む複数の文書で構成されています。また、学校別の配分資料として、4月~8月期および9月~3月期の2期に分けた収入配分スプレッドシートが公開されています。これにより学校や自治体は、該当年度の財務計画を立案する際に必要な情報を入手できます。

本ガイダンスはイングランドを対象としており、高等教育提供機関向けには別途のガイダンスが存在します。なお、学校前16歳向け(pre-16)教育の助成については別の体系となっています。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/teachers-pension-scheme-employer-contribution-grant-for-maintained-schools-and-academies-with-16-to-19-provision-2024-to-2025

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