英国教育省は2026年6月25日、「Supporting Families」プログラムの支出評価に関する最終報告書を発表しました。同プログラムは2013年から2025年まで運営され、家族全体を対象とした多機関による早期支援を提供してきました。
同プログラムは当初の予算に加えて、追加で2億ポンドの資金を受け取り、2025年3月までの事業展開により、総予算は6億9600万ポンドに達しました。これにより、より多くの家族への支援拡大が可能になりました。
報告書は、2022年から2025年の間の支出パターンを詳細に分析しています。分析結果によると、異なる地域間で支出方法に大きなばらつきが見られたことが明らかになっています。
資金は主に3つの用途に充てられました。第一に、支援スタッフの人件費や雇用に充てられ、第二に、職員の研修やプログラム運営に必要な基盤整備に投資されました。第三に、外部の専門サービス提供機関との契約による支援が実施されました。
報告書は同時に、事業実施上の課題も指摘しています。Supporting Familiesの予算が他の財源と組み合わせられた場合、支出の追跡が困難であったことが課題として挙げられています。また、入手可能なデータが限定的であったため、追加投資がもたらした実際の効果を適切に評価することが難しかったとしています。これらの制約要因は、プログラムの成果測定と今後の改善策の立案に影響を与える可能性があります。
本報告書は、イングランド地域における地方自治体レベルでの Supporting Families プログラムの資金配分と活用状況に関する重要な知見を提供するものとなっています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/supporting-families-spend-evaluation-final-report–2
