英国の16~19歳向け補習資金プログラム評価報告書を公開

英国教育省は、16~19歳向け補習資金プログラム(16 to 19 tuition fund)の評価報告書を発表しました。本プログラムは、パンデミック中の遠隔学習などにより生じた学習の遅れを回復させることを目的として、16~19歳向けの教育機関に対し追加的な資金を提供し、英語、数学、その他の科目における少人数グループ補習の実施を支援したものです。

公開されたのは2つの評価報告書です。まず「実装・プロセス評価報告書」(Implementation and process evaluation report)は、2021~2022年度の学年を対象に、プログラムの実施状況に関する調査結果と、将来的な資金配分の改善に向けた提言を示しています。

次に「影響評価報告書」(Impact evaluation report)では、補習資金プログラムが実際に学習者の習得成果にどのような影響を与えたかを評価するとともに、その影響を測定するために利用可能なデータの有用性を検証しています。また、今後の16歳以上向け補習・学習遅れ回復プログラムの設計、監視、評価における教訓を明らかにしています。

実装・プロセス評価報告書は75ページ、技術付録を含めると130ページ以上に及ぶ詳細な分析資料となっており、影響評価報告書は40ページの報告書として整理されています。これらの報告書は、パンデミック後の教育現場における学習支援の効果測定と、今後の補習プログラム設計の参考資料として位置づけられています。

本評価は、イングランド地域における16~19歳向け教育機関を対象としたもので、教育省が実施した体系的な調査研究の成果です。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/government/publications/16-to-19-tuition-fund-evaluation-reports

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