英国教育省、アカデミー校と高等教育機関向けEV給与控除ガイダンスを公開

英国教育省(Department for Education)は2026年7月8日、アカデミー・トラストと高等教育機関を対象とした「電気自動車給与控除ガイダンス」を公式に発表しました。

本ガイダンスの対象機関は、以下の通りです。アカデミー・トラスト(academy trusts)および、1992年高等教育法に基づいて設立されたファーザーエデュケーション・カレッジとシックスフォーム・カレッジ(further education and sixth-form college corporations)、同法第28条に基づいて指定された機関(designated institutions)、ならびにこれらを運営する関連企業、および親法人グループの子会社が対象となっています。

ガイダンスの内容は、これらの機関の会計責任者(accounting officers)、最高財務責任者(chief financial officers)、人事部門責任者(HR directors)、アカデミー・トラスティー(academy trustees)、カレッジ・ガバナー(college governors)、ガバナンス専門家(governance professionals)、および監査人(auditors)が参照すべき内容として設計されています。

給与控除制度(salary sacrifice scheme)は、従業員が給与から直接控除する形で企業車両を取得できるスキームです。この仕組みは、従業員にとって税務上の利点をもたらす可能性があり、同時に雇用者側も経理処理上の効率化が期待できます。本ガイダンスは、アカデミー校や高等教育機関がこの制度をどのように導入し、管理すべきかについての具体的なアドバイスを提供しています。

本発表は、英国がカーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環として、教育セクターにおけるEV活用を推進する姿勢を示すものと位置付けられます。学校や高等教育機関が職員にEV購入の選択肢を提供することで、公共セクター全体の環境配慮を強化することが期待されています。

なお、本ガイダンスはイングランドのみを対象としており、政府の開放政府ライセンス(Open Government Licence v3.0)の下で公開されています。

出典:UK Department for Education, https://www.gov.uk/government/publications/electric-vehicle-salary-sacrifice-guidance-for-academy-trusts-and-colleges

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