英国教育省、子ども向けアドボカシー(権利擁護)サービスのガイダンス更新

英国教育省(Department for Education)は2026年10月13日、児童・若年者向けのアドボカシーサービス(権利擁護制度)に関する法定ガイダンスを更新しました。本ガイダンスは、児童福祉法1989年法(Children Act 1989)に基づき苦情申し立てを行う、または行うことを検討している子ども・若年者に対して、実効的なアドボカシーサービスを提供することに関連する内容です。

今回の更新では、従前の「子ども・若年者向けアドボカシーサービス提供ガイダンス」が新しいタイトル「被保護児童、支援対象児童および社会的養護からの自立者向けの実効的アドボカシー」(Effective advocacy for looked-after children, children in need and care leavers)に置き換わりました。

このガイダンスは、以下の対象者に向けて作成されています。地方自治体の上級管理職および議員、児童サービス部門の管理職、ソーシャルワーカー、苦情処理担当官、実践者(プラクティショナー)、アドボケイト(権利擁護職)、子どもの権利を担当する職員など、子ども関連サービスに携わるすべての職員です。

ガイダンスの主な目的は、児童福祉法1989年法に基づいて苦情申し立てを行う子ども・若年者に対するアドボカシー業務について、子どもサービス職員全体の職務上の責任と理解を深めることにあります。アドボカシーサービスとは、子どもが自らの声を届け、権利が守られるよう支援するしくみであり、特に被保護児童(looked-after children)、支援が必要な児童(children in need)、社会的養護からの自立者(care leavers)を対象としています。

このガイダンスは、イングランドに適用されます。本稿執筆時点での最新版は、558キロバイト、44ページのPDF形式で、英国教育省のウェブサイトから入手可能です。

本ガイダンスは、2004年3月29日の初版発行から22年以上経過した中での重要な改訂であり、現代の子ども保護制度における権利擁護の重要性の高まりを反映したものと考えられます。

出典:UK Department for Education (Open Government Licence v3.0) https://www.gov.uk/government/publications/advocacy-services-for-children-and-young-people

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール