英国教育省は2026年7月8日、アカデミー(公立独立採算学校)、地方自治体、高等教育機関向けに資金配分と運営管理に関する最新情報を提供する「DfE Update」を発表しました。
本更新では、複数のステークホルダー(利害関係者)に対し異なる情報セットを提供しています。高等教育機関向けには、2026~2027年度および2027~2028年度の資金配分に関する情報が配信されました。また、2026~2027年度の教育・説明責任協定についての実装ガイダンスが提示され、カレッジ財務ハンドブックも公表されています。さらに、16~19歳向けビジネスケース(事業計画書)プロセスの改善に関するフィードバック募集や、高等教育データ・入学者数に関する研究調査への参加呼びかけも行われています。
アカデミー向けには、複数の重要な情報が提供されています。「DfE Energy for Schools」(学校向けエネルギー効率化事業)への登録期限の呼びかけが特に強調されており、学校の運営コスト削減につながる施策として位置付けられています。2026年度の教員給与改定と雇用者年金掛金の減少に対応した資金配分調整についての詳細情報も示されました。また、アカデミー・トラスト(複数校を運営する法人)および高等教育機関向けに電気自動車の給与減税スキーム(EV導入時の税制優遇制度)に関するフィードバック募集も実施されています。
地方自治体向けには、学校資金配分、教員給与改定、雇用者年金掛金調整に関する情報が提供されるとともに、Post-16モニタリングレポート(高等学校後の進学・就職追跡調査)のダウンロード、エネルギー効率化事業登録、高等教育資金配分更新情報などが案内されています。
本更新では、3つのステークホルダーグループ(高等教育、アカデミー、地方自治体)に共通して、Pupil Premium(貧困家庭の生徒への追加配分)配分計算の改善、資金配分サービス利用経験に関するフィードバック募集、16~19歳ビジネスケースプロセス改善に関する意見募集が行われています。
さらに、ウェビナーやイベント開催も予定されており、Shaw Education Trustによる「学校向け派遣職員供給のコントロール」をテーマとしたセッションや、アカデミー財務専門家向けの「2026~2027年度会計科目表技術更新」、「予算予測提出」に関するセッションが案内されています。
これらの情報は英国の教育資金制度全体に関わる運営・管理の効率化と透明性向上を目指すものであり、各機関への実務的なガイダンスを提供するものです。
出典:UK Department for Education, Open Government Licence v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/dfe-update-8-july-2026
