英国教育省(DfE)は2026年9月9日付で、「DfE Update 9 September 2026」と題する最新情報を発表しました。これはイングランド内の高等教育機関、アカデミー(公営独立学校)、地域自治体および関連機関向けの、資金配分・監視・資源管理に関する定期的な通知です。
今回の更新では、複数の部門ごとに異なる情報が提供されています。
【高等教育機関向け】
高等教育機関に対しては、以下の内容が案内されました。「Care to Learn」および「16~19 Bursary Fund(16~19歳奨学金制度)」における「defined vulnerable groups element(定義された脆弱層要素)」の資金請求様式が改定されました。また2026~2027年度の16~19歳向け資金配分が改定されたほか、2025~2026年度のR12(会計年度の12か月目における適格資格取得率)に関する情報が提供されています。
2026~2027年度の事後16歳以上の資金配分に関する財務監視ガイダンスも新たに示されました。加えて、徒弟制度における下請業者規則の見直しについての最新情報が共有されました。高等教育機関を対象とした教員メンタリングプログラム(コーホート8)の応募受付が継続中であることも案内されています。
【アカデミー向け】
アカデミー運営者に対しては、上記の奨学金制度資金請求様式の改定と16~19歳向け資金配分の改定が同様に案内されたほか、2026~2027年度のアカデミー計画カレンダーが提示されました。また徒弟制度の規則見直しについても情報が共有されています。
アカデミー向けの特別な案内として、体育・スポーツプレミアム(PE and sport premium)に関するデジタル支出報告書の提出期限が2026年9月30日(水曜日)と指定されました。
加えて、会計の専門的支援に関するイベントやウェビナーが複数予定されています。具体的には、アカデミー会計基準(chart of accounts)の技術的更新ウェビナー、会計基準と自動化に関するQ&A情報提供セッション、アカデミー・トラスト・ハンドブック関連の時間制限セッション(power hour)、会計基準技術更新のマッピングワークショップが設定されました。またリスク保護措置加入者向けの専門家ワークショップも企画されています。
【地域自治体向け】
地域自治体に対しても、奨学金制度の資金請求様式改定と16~19歳向け資金配分の改定、事後16歳以上の資金配分に関する財務監視ガイダンスが提供されています。徒弟制度の規則見直し情報も共有されました。
アカデミーと同様、体育・スポーツプレミアムのデジタル支出報告書提出期限は2026年9月30日と指定されています。地域自治体向けにもリスク保護措置加入者向けの専門家ワークショップが予定されています。
本発表は、英国教育機関の財務管理と説明責任の確保を目的とした定期的な情報更新の一環です。各種ガイダンス、資金請求様式、報告フォーマットの改定により、教育機関側の事務負担の軽減と規制面での適切な対応が図られています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/dfe-update-9-september-2026
本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報
