イングランド教育省は2026年10月20日、中等教育機関の説明責任制度に関するガイダンスを更新しました。このガイダンスは、公立中等学校、アカデミー、フリースクール、および14~16歳の生徒を受け入れるカレッジを対象としています。
今回の更新では、2025~2026学年度のキーステージ4(KS4)における学校およびカレッジレベルの成績データに関する情報が反映されました。最も大きな変更は、英語バカロレート(EBacc)の成績評価指標が廃止されたことです。EBaccは、伝統的な学科(英語、数学、科学、歴史・地理、言語)の修得を指標化するもので、それぞれの科目への入学者数などが追加的な指標として残されることになりました。
ガイダンスは、進度8(Progress 8)と到達度8(Attainment 8)という2つの主要な成績指標の算出方法を詳細に説明しています。これらの指標は、個々の生徒がキーステージ2(小学6年相当)での学力水準から、キーステージ4(中等教育終了段階)までにどの程度進捗したかを測定するものです。
このガイダンスは、学校の経営層、トラスト、地方自治体、教育委員会、およびカレッジの関係者を対象としています。また、15~16歳の生徒を受け入れるインデペンデント・スクールやカレッジも、これらの成績評価指標の情報を参照できます。
イングランド教育省は、2014年3月の初版発表以来、社会情勢や教育政策の変化に応じてこのガイダンスを継続的に更新してきました。直近の更新履歴では、2025年10月に2025年度版、2024年12月に2024年度版、2023年度版が相次いで発表されており、各学年度の最新データと政策変更が速やかに反映される運用体制が確保されています。
本ガイダンスは、学校が中等教育の質と成果を評価・改善するための基準となり、教育改善の支援に活用されます。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/progress-8-school-performance-measure
本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報
