2026~2027年度向け初等教員研修の基準と指針を更新

英国教育省(Department for Education)は2026年9月1日、認定教員養成機関(ITT providers)向けの基準と支援指針を2026~2027年度版として更新しました。

本ガイダンスは、教員資格取得(Qualified Teacher Status)に至る教員養成プログラムを提供する機関が満たすべき強制的基準をまとめたものです。対象は認定教員養成機関、その連携校、および学校監督機関(Ofsted)です。

今回の更新では、以前は別立てされていた教員養成プログラムの質に関する要件が基準に統合されました。これにより、基準体系がより統一的になります。

主な改訂内容としては、授業料徴収の仕組みが簡潔化され、新しい授業料表と上限額が導入されました。給与支給型の訓練経路(salaried training routes)、学校実習配置、特別な教育ニーズ(SEN)に関する用語の更新についての要件が明確化されました。

また、採用活動に関する指針が改めて作成され、デジタルサービスの要件が組み込まれています。教育開発評価(TDA)に関する記述が評価要件の中に追加された一方、メンタル(指導教員)の最低研修時間に関する記述は削除されました。

さらに、生涯学習給付制度(Lifelong Learning Entitlement:LLE)に関する情報と関連リンクが加えられています。

本ガイダンスはイングランド地域に適用され、教員養成機関はこれらの基準を遵守することが認可の条件となります。同省は2012年3月15日の初版発行以来、教育政策や法制度の変更に応じて定期的に改訂を行ってきました。前回の改訂は2025年10月29日に2025~2026年度版が公表されています。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/initial-teacher-training-criteria

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

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