2026~2027年度成人教育スキル資金配分をイングランド公開

英国教育省と就労年金省は、イングランド地域における2026~2027年度の成人教育関連資金配分に関する公式ガイダンスを公表しました。

本ガイダンスは、年度ごとに実施される資金配分プロセスについて、提供機関(訓練プロバイダー)向けの詳細な情報を提供しています。対象となる資金制度は、成人スキル資金(ASF)、先進学習者向けローン施設及び補助金、apprenticeships(職業訓練)の非課税対象外部分の拡張です。

【配分方法】
資金配分は、国家一貫性のある方法論を用いて年次ベースで計算されます。計算にあたっては、現在の政策方針と財政的実現可能性を勘案します。配分の基本原則として、機関は過去の実績と現在の配分に基づき現実的な配分を受けること、すべてのプロバイダーが公平に扱われること、公的資金が保護されること、政府の優先事項への対応が可能になることを重視しています。

【2026~2027年度の配分スケジュール】
配分プロセスは複数段階に分かれています。2025年12月のILR R04(学習記録データ)提出期限後、2026年2月5日にapprenticeships非課税対象外拡張の配分が実施される予定です。ASF及び先進学習者向けローンの配分は2026年4月末までに完了する見込みです。その後、2026年5月末が重要なデータ訂正のためのビジネスケース(申請書)提出期限となります。配分結果は2026年6月末までに通知される予定です。

【ビジネスケースの要件】
提供機関がビジネスケースを提出できるのは、以下の場合に限定されています。重大なデータ入力誤りが資金配分に影響した場合、2025~2026年度に契約額があったにもかかわらず2026~2027年度の配分を受けなかった場合、配分額の減額を希望する場合です。重要な点として、成長(予算増)をリクエストするケースは受け付けません。データ誤りの場合、最低限度額として全体影響が配分額の5%を超える必要があります。前年度契約があるのに今年度配分がない場合、リクエスト上限は25,000ポンドか現在の契約額いずれか低い方となります。

【公開情報】
ガイダンスページでは、過去7年間の機関別資金配分データが公開されており、2026~2027年度の配分データも利用可能です。より詳細な計算方法については、配分発行開始時に技術ガイダンスが公開されます。計算式を理解するための電子計算機も提供予定です。

【実施体制】
配分情報や配分額の詳細は、政府のデジタル管理システム「manage your education and skills funding」を通じて提供されます。質問や支援が必要な機関は、カスタマーヘルプセンターに問い合わせることが可能です。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/guidance/adult-education-and-skills-funding-allocations

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

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