英国教育省は、被保護児童(社会福祉制度下にある子どもたち)に対する支援体制の強化を目指し、地域ケア協力体(Regional Care Cooperatives、RCC)の構築に取り組んでいます。
RCCは、複数の地方自治体と保健サービス、少年司法機関、その他の関連機関が協力し、被保護児童のための住居および支援サービスの企画・調達を一体的に行う地域レベルの組織体です。これまで各自治体が個別に対応していた施設や支援制度をより効率的・効果的に運営することが目的とされています。
英国教育省は2026年3月26日、このRCC制度の導入を希望する地域からの提案を募る公募プロセス(expression of interest)を開始しました。応募した地域に対しては、1地域当たり最大170万ポンドの助成金が提供される予定となっています。
同省は同年7月8日、この募集の結果として新たに5つのRCCの設立を決定・発表しました。これらのRCCと、それぞれに参加する地方自治体のリストは、公開文書で確認することができます。
本ガイダンスは、児童社会福祉部門に関わる専門家・実務家を対象としており、地方自治体、サービス提供事業者、業界団体などが活用することを想定しています。政府は、このRCC制度を通じて、被保護児童に対するサービスの質向上と地域における統合的な支援体制の構築を目指しています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/government/publications/regional-care-cooperatives
