英国教育省は、ターニング・スキーム(Turing Scheme)の2022~2023年度における資金配分結果を透明性データとして発表しました。これは、同スキーム2年目の採択申請機関による資金配分状況と実際の使用状況をまとめたものです。
ターニング・スキームは、英国の学生が国際的な研修・就労経験を積む機会を提供する制度です。本発表では、採択機関がどのように資金を配分し、実際にどの程度の資金を活用したかについて詳細に報告しています。
公開されたデータは複数の資料で構成されています。まず、2022~2023年度のターニング・スキーム資金配分結果に関するHTMLレポートが提供されており、資金配分の概況を複数の観点から分析しています。具体的には、申請機関の所在地域、申請機関の属性・特性、学生が留学・就労先に選んだ国などの要因ごとに、データが整理されています。
さらに詳細な情報を求める利用者向けには、Microsoft Excel形式のスプレッドシート(ファイルサイズ87.6KB)が提供されています。このデータセットは、より粒度の細かい情報提供を目的としており、当初の予定額と実績額の双方を含んでいます。
本発表は2025年3月13日に初めて公開されました。その後、2025年9月25日には資金の実際の使用状況を反映するため更新され、2026年9月7日には追加のデータセット「Turing Scheme allocations data 2022 to 2023」が加えられています。
この透明性データの公表は、英国政府の説明責任体制の一環であり、教育機関や研究者、国民が公的資金の使途を検証できる環境を整備するものです。ターニング・スキームは英国の高等教育・職業訓練機関を支援する施策の中核を担っており、同制度の運営状況を可視化することで、制度の継続的な改善につながるものと考えられます。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/turing-scheme-funding-outcomes-2022-to-2023
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