文部科学省、大規模研究システム形成事業の採択機関を決定

文部科学省は令和8年6月9日、共同利用・共同研究システム形成事業における「大規模集積研究システム形成先導プログラム」の採択機関を決定したことを発表しました。

本事業は、これまで共同利用・共同研究システムを通じて培ってきた研究基盤の強みを活用し、次世代の研究環境整備を目指すものです。具体的には、研究設備の自動化・自律化・遠隔化によって「オートメーション/クラウドラボ」を形成することで、研究の効率化と新しい研究スタイルの確立を目指しています。さらに、こうした施設から産出される研究データをAI技術(AI for Science)に活用するための基盤構築も計画されており、人材育成を含めた多角的な活動展開が予定されています。

公募は令和8年3月19日から4月27日にかけて実施され、全国から5件の応募がありました。審査は外部有識者で構成される専門委員会により実施され、最終的に1件の事業が採択されました。

採択された事業は「大規模スマートクラウドラボを基盤とするケミ・マテリアル・ライフサイエンスの変革」で、中核機関は自然科学研究機構分子科学研究所に決定しました。同研究所は、化学・材料科学・生命科学分野における高度な共同研究基盤を有する国内有数の研究機関です。本事業を通じ、これらの分野での研究の質的転換と、国際的な競争力強化が期待されます。

出典:文部科学省 https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/mext_00538.html

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