英国教育省は、学校が学校センサス(生徒データ収集)を提出する際のデータ検証プロセスに関する指針を公表しました。
**検証システムの概要**
学校がCOLLECTシステムにセンサスデータを提出すると、システムは自動的に複数の検証チェックを実行します。データルール違反(不正な文字の含有、範囲外の値、データの欠落など)があると、赤色でエラーが表示されます。学校はすべてのエラーを修正する必要があります。
一方、通常と異なるが必ずしも誤りではないデータについては「クエリ」として表示されます。例えば、特別な教育的ニーズを持つ生徒が報告されていない場合や、出席停止・永遠除籍データが欠落している可能性がある場合です。学校はすべてのクエリを調査し、データを修正するか、COLLECT内で適切な説明ノートを追加する必要があります。
**データ修正の推奨プロセス**
教育省は、学校が学校管理情報システム(MIS)でデータを修正した後、修正されたデータ収集ファイルをCOLLECTに再読み込みすることを推奨しています。これにより、学校システムとCOLLECT上の情報が一致します。
**資金配分に関連するレポート**
学校はセンサスデータが資金配分の最終決定に使用されることから、提出前に複数のレポートを確認することが重要です。COLLECT内で利用可能な主要なレポートには以下が含まれます。
生徒数レポートは、各学年の生徒数をまとめたもので、資金配分に使用される生徒数が算出されます。重複する一意識別番号(UPN:生徒の一意識別子)レポートは、複数の学校に登録されている生徒を特定します。給食補助対象者レポートでは、学校は給食補助資格データを検証できます。幼児教育の資金時間「ゼロ」レポートは、資金配分対象外の幼児生徒の数を明らかにします。
児童手当に関連するレポートでは、秋と春のセンサスデータを確認できます。幼児教育児童手当レポートは春のセンサスデータを使用します。学習者資金監視レポートは、教育回復パッケージの特定部分を受け取っている生徒データを確認できます。
中等教育後(16~19歳)の資金配分レポートは秋のセンサスで提供され、資金計算に使用されるデータを学校に表示します。
**重複登録の対処**
UPNは、生徒がどの学校や地域教育当局に変わっても、学業キャリア全体を通じて同じ番号が保持されるべきものです。重複するUPNは、同じUPNを共有する複数の生徒登録がある場合に発生します。ただし、主登録(M)と副登録(S)の組み合わせは、二重登録生徒にとって唯一の有効な組み合わせとされています。
重複UPNレポートには、複数の学校に登録された生徒の詳細情報(地域教育当局番号、学校番号、学校名、UPN、生徒名、生年月日、登録状況など)が含まれます。エラー説明には、UPNがフラグされた理由が記載されており、15種類の登録状況エラーコードが定義されています。
地域教育当局と学校は、このレポートで特定された生徒が実際に同一人物かどうかを判断するために連携することが期待されています。重複を修正するには、学校管理情報システムで変更を加え、再度提出する必要があります。双登録生徒の場合、有効な状況コードの組み合わせ(M と S のみ)に修正することが含まれます。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/guidance/complete-the-school-census/check-your-data
本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報
