英国教育省、2026-27年度版QTS「認定のみルート」基準を更新

英国教育省は2026年10月13日、教員資格(QTS:Qualified Teacher Status)取得の「認定のみルート」に関する基準と支援助言を最新版に更新しました。本ガイダンスは、この制度を提供する認定された初等教員養成機関(ITT)向けです。

「認定のみルート」とは、既に教育現場で経験を積んだ教員が、追加の研修を受けることなく、QTS基準をすべて満たしていることを実証することで資格取得を目指す制度です。応募者は詳細な証拠資料を提示し、認定・承認を受けた機関による学校での教育実践評価を受けます。

今回の2026-27年度版への更新で改正された主な内容は以下の通りです。

**応募資格の要件変更**
応募者が必要とする教職経験年数が見直されました。複数の学校での経験か、単一学校での経験かによって要件が異なります。詳細はA1.4の適格基準に記載されています。

**校長推薦基準と段階決定**
A1.3、A2.2、A2.3基準が改正され、応募者に対する校長の推薦基準が明確化されました。また、特別支援学校と代替教育施設(alternative provision)に所属する応募者に関して、段階決定の手続きが新たに定められています。

**特別な環境での評価手続き**
特別支援学校や代替教育施設で勤務する応募者向けに、評価手続きの適切な調整が加えられています。

本ガイダンスは2013年8月の初版公表以降、社会状況や制度改正に応じて継続的に更新されています。直近では2025年10月にも初等教員養成の主要基準の変更を反映した更新が行われました。

認定機関およびパートナー校、Ofsted(教育水準監督局)がこの基準を適用します。さらに詳しい情報については、提供機関向けに becomingateacher@digital.education.gov.uk へのお問い合わせが案内されています。

出典:UK Department for Education, Assessment only route to qualified teacher status: criteria and supporting advice, https://www.gov.uk/government/publications/the-assessment-only-route-to-qts

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

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