中国の教育省は、都市更新を推進するための全国的な産業教育連携組織をシャンハイで設立したことを発表しました。
6月12日の発足式では、大学、職業教育機関、企業が一堂に集い、人材育成と技術革新における協力体制の構築に向けて動き出しました。
教育省の幹部は発表の場で、都市更新が中国の質の高い発展を促進する重要な要素となっており、これに伴い高度な技術を持つ専門職への需要が急速に高まっていることを指摘しました。教育機関と産業界の緊密な協力により、急成長している産業分野に対応できる人材を育成し、同時に都市と公共サービスの現代化を支援できるという見方を示しています。
組織に対しては、産業界のニーズに迅速に対応し、教育機関、企業、研究機関間の協力を深めることが求められています。また、人材育成と技術革新、社会や産業への貢献をより一層統一させることの重要性が強調されました。特に実践的スキル、学際的な学習、革新性への重点が置かれています。
企業に対しては、主要プロジェクトや実際の応用場面を教育パートナーに開放し、学生と教職員が業界の基準、技術、運用上の課題と直接関わる機会を提供することが呼びかけられました。大学には建築学や土木工学など関連分野の改革の加速化が促され、職業教育機関には労働市場のニーズに合わせたカリキュラムの充実が求められています。
発足式では、中国国家建設工程集団、同済大学、シャンハイ都市建設職業技術学院の代表が、産業教育協力推進の具体的な計画を表明しました。
同時に、都市更新分野における人材ニーズ、技術ニーズ、主要課題をまとめた参照リストと、31の重要職種に関する能力プロフィールが公開されました。
協力体制の成果として、32の大学と企業が協力協定を締結し、グリーンエネルギー、都市ガバナンス、知的建設、生態系復元、歴史地区の活性化など多くの領域で10の共同プロジェクトが立ち上げられました。
出典:Ministry of Education of the People’s Republic of China http://en.moe.gov.cn/news/press_releases/202606/t20260621_1441288.html
