文部科学省は、AI技術を科学研究に活用する際に必要となる研究データの管理・利活用と流通の在り方について検討を進めています。
科学技術・学術審議会の情報委員会に設置された「AI for Scienceを支える研究データの管理・利活用と流通の在り方ワーキンググループ」は、2026年6月16日(火曜日)に第6回会合を開催することが明らかになりました。会合は文部科学省東館17階局4会議室とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で16時から18時まで実施される予定です。
今回の会合では、研究データの管理・利活用および流通の在り方そのものについて協議するとともに、ワーキンググループとしての審議のまとめ案について検討します。具体的には、AI for Scienceを支える研究データ基盤の整備に向けた整理や、スーパーコンピュータなどの高性能計算インフラ(HPCI)の今後の運営・利用制度の方向性についても議論の対象となっています。
AI for Scienceとは、機械学習やディープラーニングといった先端的なAI技術を物理学、化学、生物学、材料科学など様々な科学分野に適用し、研究を加速・革新する取り組みを指します。こうした研究の推進には、質の高い大規模な研究データが不可欠であり、その管理方法、活用体制、国際的な流通の仕組みの構築が課題となっています。
会合では、これまでの検討結果をまとめた資料が複数用意されており、データ管理・利活用と流通の在り方に関する詳細な審議まとめ案のほか、参考資料集も提示される見込みです。さらに、今後のスケジュールも確認され、実装に向けた工程表が示されると考えられます。
日本の科学技術競争力強化に向けて、研究基盤の整備と国際的なデータ流通の円滑化を実現する重要な検討が進められています。
出典:文部科学省ウェブサイト https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu29/006/siryo/mext_00008.html
