英国、2026~27年度の高ニーズ資金配分ガイダンスを公表

英国教育省は2025年11月5日、2026~27年度の高ニーズ資金配分に関する包括的なガイダンスを公表しました。このガイダンスは、イングランド内の地域当局(地方自治体)、学校、カレッジおよび教育提供機関向けのものです。

高ニーズ資金とは、特別支援教育(SEND)を必要とする児童・生徒を対象とした資金配分制度です。このガイダンスでは、高ニーズ資金枠組みの運用方法、2026~27年度の変更点、および関連する手続きについて詳しく説明されています。

公表された主要なドキュメントとして、「高ニーズ資金2026~27年度運用ガイド」が提供されます。このガイドは、資金配分枠組みの仕組みと当該年度の変更内容を説明し、地域当局が2026~27年度の財政計画を立案し法定職務を果たすのを支援するほか、学校やカレッジなどの教育提供機関が当該学年度への準備を行うことを促進することを目的としています。

また、別途新たなガイダンスとして「要保護児童の教育費返納に関するガイダンス」が提供されます。これは、別の地域に配置された要保護児童の教育費を返納する方法の変更を実装するもので、2013年の地域間返納規則に対する2026年の改正により導入されたものです。

資金配分に関連する技術的な支援ツールも用意されています。「レガシー資金計算ツール2025~26年度版」は、地域当局が特定の特別学校および代替教育(AP)学校に引き継ぐべきレガシー資金(職員費用)の計算を支援するものです。代替教育(AP)フリースクール向けの高ニーズ場所プロセスに関するガイダンスも提供されます。

データ管理の側面では、地域当局が2026年1月の学校センサスおよび2026年2月の個別学習者記録(ILR)から生じたデータエラーを報告するプロセスが整備されており、その期限は2026年7月17日の午後11時59分とされています。

このガイダンスは、高ニーズの場所変更プロセス、場所数の決定方法、および関連するタイムラインなども含む包括的なものとなっています。さらに、2024~25年度および2025~26年度の高ニーズ児童・生徒数に関するデータワークブックも提供され、特別アカデミー、フリースクール、継続教育カレッジ、独立学習提供機関などの機関別の児童・生徒数および場所数が記録されています。

本ガイダンスは段階的に更新されており、最新版は2026年7月6日に更新されています。教育機関および地域当局は、このガイダンスを参照することで、2026~27年度の高ニーズ資金配分に適切に対応することができます。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/high-needs-funding-arrangements-2026-to-2027

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