英国教育省は2026年7月9日、イングランドにおけるソーシャルワーク専門職規制に関する独立レビューへの政府対応を発表しました。
本政策文書は、2025年11月に政府がダムアニー・ハドソンに委託したソーシャルワーク専門職規制の独立レビューに対する政府の正式な対応です。イングランドの社会福祉システムにおいて、ソーシャルワーカーは児童・家族福祉の最前線で重要な役割を担っており、その専門職としての規制体制の有効性が問われています。
政府は、独立レビューが提示した中心的結論を受け入れることを表明しました。その結論とは、イングランドのソーシャルワーク専門職規制において、持続的な改善が不可欠であるというものです。レビューの最終報告書は調査結果と複数の勧告を提示しており、これらはソーシャルワーク規制機関(Social Work England)および政府に向けて、規制がより効果的に機能することを確保するためのものです。
政府の対応文書は、以下の3つの主要な要素から構成されています。
第一に、Social Work Englandが取るべき行動についての明示です。規制機関に対して、レビューの勧告を実装するための具体的なステップの実行が期待されています。
第二に、政府自身が取る措置に関する事項です。政府はスポンサーシップの強化とシステム一貫性の向上を通じて、ソーシャルワーク専門職規制の基盤を強化する施策を提示します。
第三に、関係者との継続的な協働が必要な領域の特定です。ソーシャルワーク規制の改善には、政府と関連機関のみならず、地域の福祉機関、教育機関、その他の関係者との綿密な連携が不可欠であり、政府はこれらの分野においてさらなる作業を行う予定です。
この政府対応は、イングランドの子ども・家族向けソーシャルワークサービスの質と効果性を向上させるための重要な政策文書となります。政府は、規制体制の強化を通じて、ソーシャルワーク専門職の実践基準の向上と、最終的には社会的脆弱性にある児童・家族への保護と支援の充実を図る姿勢を示しています。
出典:UK Department for Education, Open Government Licence v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/independent-review-of-social-work-professional-regulation-government-response
