英国、幼児教育の資格要件ガイダンスを更新

英国教育省は、幼児教育施設における職員の資格要件に関する法定ガイダンスを更新しました。このガイダンスは、幼児教育財団段階(EYFS:Early Years Foundation Stage)のレベル2、3、6において、職員と児童の配置比率に含まれるために職員が保有すべき資格を規定しています。

当初は2023年12月8日に初版が公表され、その後複数回にわたって更新されています。最新版は2026年7月13日に公開され、2026年9月1日から効力を発生させることが決定されました。

資格要件ガイダンスの改定履歴を見ると、継続的な改善が行われています。2024年1月4日には、2024年9月から導入されるアーリーイヤーズエデュケーター(幼児教育者)レベル3の基準が反映されました。2025年2月10日には重要な更新が加えられ、経験に基づくキャリアパス(経験ベースルート)の導入が許可されるとともに、レベル6の職員配置比率における資格要件の明確化が行われました。この更新は2025年3月3日に施行されました。

2025年9月1日にはさらなる版が施行され、翌年の2026年1月1日にも改定がなされ、経験ベースルートのセクションにおいて細かな明確化が加えられました。最新の2026年9月1日版では、既存版への軽微な修正が含まれています。

経験に基づくルートの導入は注目すべき変化です。これまでの資格取得の道筋に加え、実務経験を重視するキャリアパスが認められたことで、幼児教育現場での人材確保と職員の多様性が促進される可能性があります。また、レベル6(最上位)の職員配置基準に関する明確化により、より複雑な施設体系での適用が明確になったと考えられます。

このガイダンスは英国(イングランド)における幼児教育の質を維持・向上させるための重要な基準です。教育施設、保育関係者、保護者にとって、職員の専門性確保と児童の安全・発達支援の標準を示す指標となっています。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/government/publications/early-years-qualification-requirements-and-standards

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール